心中寫 (2006/8)
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2006/08/27(sun)



不安を感じたときには、挑戦している自分をほめてやればいい

2006/08/26(sat)



将来のために動きつつ、今も楽しめている人は、それだけで尊敬に値します

2006/08/25(fri)



 自分の作品(論文なり何なり)を作り,他者に伝え,その評価を得る,というプロセスには,いくつかの異なる目標とそれに続く道とがあります。そのため,(論文であれば),同じ雑誌に投稿し,1つは採択され,もう1つは採択されなかったとしても,それらの目標が異なったものであれば,どちらに価値があるのかは一概に測ることはできません。

 評価を得ることのみを目標とした場合には,評価を得やすいものを作れば評価されます。多くの流行歌がそうであるように。(いうまでもなく,作品を作り続けるには,この目標は達成すべきもの。CD売れなきゃバンド解散。)

 評価を得やすいものではないが,自分のオリジナリティの高いものを認めてもらう,という目標を持っていれば,単に評価を得やすいものを作り続けても仕方がありません。オリジナリティの高いものを生み出す力と,それを世の中に受け入れてもらうための工夫とが必要になってきます。 (新しい笑いで笑ってもらえるにはやり続ける必要があり,時間がかかるらしい。でも新しい笑いを追求しすぎても,一生笑ってもらえないのだろう...)。

 認めてもらえやすい社会に伝えるのか,認めてもらえにくい社会にも伝えるのか,ってのもまた分かれ道でしょう。例えば,日本の歌や笑いは日本で受け入れられやすいけど,海外ではちと...。伝えたい先が日本国内であれば日本の人々に伝えればいい。でも,伝えたい先が日本にとどまらないのであれば,もしくは,伝わりにくいということ自体から何かを得たいのであれば,海外に伝えようとしなきゃいけない。

 何を誰に伝えるかということについて,どの目標を選んでどの道を進むのかは好みかなぁ。。。でも段階的になっている気もするけど。。。

2006/08/24(thu)



予定通り,夏バテです...

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指令をいただいたので,論文書きからの逃避がてら, 認知心理学研究室のHPを刷新しました。よろしければご覧下さい。

2006/08/16(wed)



人にとって歴史が重要である理由の一つは、それが複雑な社会におけるふるまいを方向づける行動選択の基準である、ということでしょう。。。そしてその歴史の舞台が自分の育った環境に近ければ近いほど、アイデンティティーとしての重要性が付加されていくのです。

2006/08/15(tue)



人というものは内から湧き立つ衝動と、
目標なり社会なりが求める制御的選択との狭間にありつづけ、
どちらか一方のみに身を任せることを許されない存在なのでしょう。

別のいい方をすれば、人の心は、
脳と社会という2つの巨大なネットワークの狭間にある、
ということなのかもしれません。
一方のみに身を委ねてしまえば、
他方のネットワークから制裁が下ってしまうのです。

あーあつい。

2006/08/03(thu)



羨望と尊敬の違いを生むものとは何か?

2006/08/02(wed)



つながるだけで価値は生まれます。言うまでもなく,人にとって他者とのつながりは重要なものです。しかし人という1ユニットである私は,その価値のみを第一におきたくはありません。

 その理由の一つは,人と人とのつながりを持っているということに最大の価値をおいている人間に限って,当の本人は空っぽ,ということがよくある気がするからです。そういう人に限って,鼻につくタイプの自信を持っているもんです。(英語がしゃべれる,ということが最も重要なスキルとなっている人にも同じ雰囲気を感じます)。

 政治家は,多くの人間から支持を得ることさえできれば,一定の報酬を得ることができるかもしれませんが,多数派工作などのみに長けた政治家には魅力を感じないことでしょう。人というユニットである以上,他者はそこに,何らかの理念を求めるものなのかも知れません。

 もちろん,理念だけでもいけません。いくらそういう人種が嫌いでも,そういうスキルが重要であることに変わりはありません。そんな人種になるくらいだったら,そのスキルいらない,と考えるのも間違いでしょう。そんな人種にならないように,そのスキルを身につけなければ,理念のみの馬鹿な理想家になってしまいますからね。。。がんばらんと。。。

2006/08/01(tue)



すぐ役に立つもの以外を排除した教養のない社会は,健全なままでいられるのか?

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