2007/05/02(wed) |
ここ一年でようやく気づいた私の悪い癖は、作業を急くということです。早く楽になりたいのでしょう。やるべき仕事をなるべく溜めないでおこうという心性が強いようです。小学生の頃からそうでした。家に帰ったら宿題を終わらせてから遊ぶ。一見いいことのように思えますが,終わらせて楽になってから遊びたいというだけなので,質は考えていません。漢字の宿題での字の汚さは,今の私にしっかり受け継がれています。
このような心性がうまく働くこともあるんでしょう(少なくとも宿題は終わらせることができます)が、生み出すことを目標にした以上、作業の質の低下を招くこの心性は,捨て置けない欠点です。
逸る気持ちを抑え、いろんな時間の制約や立てた予定をひとまずおいといて、作業を進める中で一つ上の質を求めるために必要な時間を割り出しながら、予定を先送りにする勇気。私に必要なものはそれなのでしょう。
何かを挽回する為に早く・うまくやらねばと,どこかで思っていたのかもしれません。でもそれは望むべき姿ではないのだろうと思います。量のための一つに誰が心を動かされるのでしょう。そろそろ質のためのスタイルに変えんと。
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